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『サピエンス全史』上巻のまとめと感想 紀元前20万年前から遡って人類の歴史を紐解く、『サピエンス全史... 『サピエンス全史』上巻のまとめと感想 紀元前20万年前から遡って人類の歴史を紐解く、『サピエンス全史』。 かなりのボリュームはありつつ、人類の歴史という壮大なテーマを扱う本としては、重要なエッセンスが簡潔に凝縮された1冊であると感じた。 まだ、上巻しか読めていないのだが、その時点での各章ごとのまとめと感想を自分の言葉で残しておきたい。 1章:認知革命 人類の起源となるような猿人は様々な種族がいたが、我々「ホモサピエンス」が歴史の中で唯一生き残り繁栄した理由は、その「認知能力」である。 物事を認識しコミュニケーションを取れるその連携が優れていたことが、最大の武器となった。 2章:農業革命 「認知能力」による連携の賜物として生まれたのが農業技術だ。 それにより、「ホモサピエンス」の拡大は一気に加速。海を渡り、オーストラリア大陸やアメリカ大陸に進出。 そのような進出は、紀元前数万年前の話だが、多