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何だか、あんまりうまく感想が思い浮かんでいないので、簡単にあらすじだけまとめておく。 この作品は、... 何だか、あんまりうまく感想が思い浮かんでいないので、簡単にあらすじだけまとめておく。 この作品は、だいたい3つの部分に分かれている。 まず、前半。主人公の「わたし」は、いわゆるコミュ障ワナビな感じの女の子で、大学に通いつつ、おばあさんが1人で経営しているぼろっちい映画館でバイトしている。小説を書いては、ツンデレな感じのおばあさんに読んでもらうのを楽しみにしている。 その映画館に、詩人志望の男、算法寺が新たにバイトとして入ってくる。主人公から見ると、頭のよいしっかりした感じの人なんだが、まあ一般的に言えば、主人公も算法寺も「痛い」感じのする人で、「言葉について共に語ろう」とか言いながら、だんだん付き合うようになっていく。ところが、おばあさんが死に、2人の生活も変化する。 で、算法寺は突然海外へ行くとか言い出して、時間は一気に十数年後へと飛ぶ。 主人公は30代後半になっており、ナルナとその娘、