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「言葉は可能世界を創るか?」(三浦俊彦インタビュー) この中で、テキストを解釈する上での3つの立場... 「言葉は可能世界を創るか?」(三浦俊彦インタビュー) この中で、テキストを解釈する上での3つの立場が出てくる。すなわち、ニヒリズム、相対主義、リアリズム。 ここで出されるのは「三四郎の祖母の血液型は何型か?」というもの。 血液型はどれか一つに決定されると考えるのがリアリズム。いずれかであると考えるのが相対主義。そもそもテクストに書かれていないので血液型なんてないと考えるのがニヒリズム。 ニヒリズムに分類されたら、当の本人はもしかしたら嫌がるかもしれないけれど、中原昌也の作品はそういう作品だと思う。 中原が描くテクストの中には、実在する世界はない。ただ、ひたすら言葉(表象)があるだけ。言葉と言葉の関係が読みどころであって、その言葉によって何が表現されているか(物語や世界)を読もうとしてもうまくいかない。 いわゆるアートの世界も同じようなことが言えるはず。 当初は、何が描かれているか、が問題だ
2007/05/27 リンク