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国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産への黒麹(こうじ)菌を使った琉球泡盛の登録を目... 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界無形文化遺産への黒麹(こうじ)菌を使った琉球泡盛の登録を目指す準備委員会が発足した。 無形文化遺産は世界遺産や記憶遺産と並ぶユネスコの遺産事業の一つだ。実現すれば「君知るや名酒泡盛」が世界に知れ渡ることになり、観光を含め波及効果は計り知れない。まず県内で登録の機運を高めたい。 黒麹菌は世界を見渡しても沖縄諸島、先島諸島だけに分布するといわれる。約460年前にタイから伝わった南蛮酒が琉球で黒麹菌と出合い、泡盛が生まれた。 黒麹菌は酒の製造過程で大量にクエン酸を生産する。この酸が亜熱帯の多湿な沖縄で雑菌による腐敗を抑え、安全に酒を醸造することができる。琉球の知恵と発想が生んだ蒸留酒だ。 黒麹菌を使った酒は世界で唯一泡盛だけだ。ラフテーや豆腐よう、コーレーグースなど泡盛を使った琉球独自の食文化とともに、これらの黒麹菌文化は世界に誇っていいだろう。 2013年
2014/08/12 リンク