私が学問に目覚めた時　法学部教授・蒲島郁夫

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私が学問に目覚めた時　法学部教授・蒲島郁夫

皆さんと違って私が歩いてきた道は、名門高校から東大に一直線に進むようなエリートの人生ではなく、た... 皆さんと違って私が歩いてきた道は、名門高校から東大に一直線に進むようなエリートの人生ではなく、たいへんな回り道でした。しかし、その回り道人生から得られた教訓は、人間の可能性は本当に無限だということです。私が生まれた所は、熊本県の小さな村です。昔は稲田村と言っておりましたから、村の風景が想像できると思います。私は高校を卒業するまで一度も勉強した思い出がありません。全然勉強をしないものですから、高校時代は大変な落ちこぼれで、同級生２２０人中２００番台の成績でした。私の高校時代の姿から、誰も私が東大教授になるとは思わなかったでしょう。勉強はしませんでしたが、本は誰よりたくさん読みました。これが後になって私の人生に影響を与えたように思います。自分の経験していないこと、知らない世界を本によって想像する。それがいつしか自分の夢につながっていったのではないかと思います。少年時代は３つの夢を持ってい

ayumun くまモンの保護者こと蒲島元知事、もう東大戻ったの？と思ったら、2002年の記事ですか。なるほど。ブコメで教えてくれてありがとうございます。

2024/04/17 リンク

zyugem 元熊本県知事の恐るべき経歴エッセイですが、記事の出所がわかりにくいので出典を補足します。こちらは東京大学の進学情報センターニュース、第31号（2002年4月）です。https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/agc/news.html#no31

movesinthefield 凄い人がいたもんだ。うちの父は中卒で農協だけど向学心はあったみたいで本は買い揃えてた（忙しくて読む暇はあまり無かったろうけど）

2024/04/18 リンク

hello-you 元熊本県知事の人生、初めて知った。当時に比べて、今はもっと階級社会に近づいているような気もするけど、断固としてその流れには抗いたい。少なくとも心の中でそう思ってる。

mshkh 今時こんな立志伝中の人物みたいな東大教授がいるのかと驚いたが、この人は77歳か。今はもっと格差が広がってて、海外留学丸抱えとか、実家が太くないと文系の大学教員は難しいという印象があるな（個人の感想です）

suno88 読んでいて、目頭が熱くなった。日本は格差が広がっていると言われているが、志を持った人が学問の道に進める国であり続けてほしい。

y_nishimura_728 結構数奇な道をたどってるのよね/御年77であの地域でお金はなくとも高校へ行けているので家が教育に対して真面目だったんだなという見方もできる/九州の端のほうだと今の70歳近辺まで中卒で就職とか有ったので……

nwtrak "人生を生きていく時にそういう時期があると思います。自分で自分にプレッシャーをかけなければならない時期が。"いきなりはてぶで流れてきたけど、これすごいな。

nisisinjuku クラーク博士の「少年よ野望をいだけ（ボーイズ・ビー・アンビシャス）」ってのを思い出した。目標（いまはやりのパーパス）をたてて進むってのは重要だなと。それがなし得るかは別としてだが。

2024/04/19 リンク

Ayrtonism 途中ところどころ、ご本人の志望する進路がとっ散らかっている。かつ、ものすごく優秀な頭脳と努力する才能でもってそれらをクリアしてる。/立志伝ではあるんだけど、わらしべ長者っぽさをより強く感じる。

sawaglico 朝ドラになりそうな、それどころかドラマだとリアリティがないと突き返されそうな半生…！ハードルは増えてるとしても、そんなん無理に決まってると言わずにチャレンジできるマインドではありたいものだ。

hamamuratakuo 蒲島郁夫 - Wikipedia https://w.wiki/9noQ 蒲島郁夫（かばしまいくお、1947年〈昭和22年〉1月28日 - ）は、日本の政治家、政治学者。熊本県知事（公選第17・18・19・20代）、東京大学名誉教授

blueboy 　妻との馴れ初め。→　https://kabashimaikuo.com/prof/story/　　妻子の画像（娘が二人）　→　https://kabashimaikuo.com/prof/　　　24年3月をもって、県知事を引退。77歳で勇退。　　https://x.gd/l31iq　　ずっこけるクマモン　https://x.gd/m2j6O