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新国立競技場の建設計画が迷走している。 5月18日、下村博文文部科学相と舛添要一東京都知事との会談の... 新国立競技場の建設計画が迷走している。 5月18日、下村博文文部科学相と舛添要一東京都知事との会談の際、計画の大幅な見直しが明らかになった。 当初の計画では、開閉式の屋根を設置することになっていたが、それをやめて、競技場の屋根の一部は2020年の東京五輪後に整備するとした。また、観客席のうち1万5000席を大会後に取り外せる仮設にするという説明もあった。したがって、サッカーのとき、陸上のときなど用途に応じて動く伸縮型の可動スタンドもなくなることになる(会談では屋根なし、3万席を仮設にするという趣旨の発言があったが、のちに屋根は観客の上には設置すると訂正された)。 大きな変更である。 原因となったのは、1つには、現行のままでは完成が間に合わないという見通しにある。最初にザハ・ハディド氏のデザインが採用されたときから、そこで描かれた屋根の工事は難しいのではないかと指摘が出ていた。 また、当初の
2015/05/25 リンク