注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
「夜食休憩」明けに習甦が指したのは74手目△1二玉。電王戦の生みの親である故・米長邦雄永世棋聖の名前... 「夜食休憩」明けに習甦が指したのは74手目△1二玉。電王戦の生みの親である故・米長邦雄永世棋聖の名前を冠した「米長玉」として知られている形だ。相手の攻め駒から1手分遠ざかって、その1手の差を活かして先に攻めようということである。この1手を見て、菅井五段は大長考に沈む。 おそらくこの局面は、△1二玉よりも価値の高い手がある。逆に言えば、最善手以外の手を指せば、難しい、もしくは負けになる。しかし何を指せばよいのか難しすぎてわからない。そんな局面だと、菅井五段は考えたのではないだろうか。記者の棋力では見当もつかないが、少なくともニコ生のPonanzaは▲2二歩と歩を1枚犠牲にして、寄った王様を元の位置に戻すことで菅井五段が良くなる(+169)と言っていた。 プロ棋士たちの間では、同じように「米長玉」をやり返す▲9八玉や、王様の逃げ道を開ける▲9六歩、少し悠長だが相手の玉に近い歩を突いて攻めを見せ
2014/07/22 リンク