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東南極氷床が最後に崩壊した時期は、これまで考えられていたよりはるかに最近であり、今から数百年後に... 東南極氷床が最後に崩壊した時期は、これまで考えられていたよりはるかに最近であり、今から数百年後にも同じことが再び起こる可能性があることが最新の研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ) 地球上にある氷の8割を占める東南極氷床は、従来の予想より温暖化の影響を受けやすいかもしれない。 ギャラリー:南極の氷の下、水深70mの海で驚異の光景を見た 写真12点 これまで、地球最大の氷床である東南極氷床が最後に後退したのは約300万年前だと考えられていた。しかし、7月22日付けで学術誌「ネイチャー」に掲載された論文によると、この地域で採取された鉱物を分析したところ、40万年前にも大部分が崩壊していたことが示唆された。何よりも意外だったのは、長く続いたものの比較的穏やかだった間氷期に、劇的な変化が起きたと推定されたことだ。 その時期の大気中の二酸化炭素濃度はさ
2020/07/31 リンク