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現在は無人化された因美線の因幡社駅。半世紀以上前にも無人化が計画されたが、そのときは「簡易委託」... 現在は無人化された因美線の因幡社駅。半世紀以上前にも無人化が計画されたが、そのときは「簡易委託」で回避した(写真:xxtakanorixx/PIXTA) 鉄道の駅は駅員配置の有無によって「有人駅」と「無人駅」に分けられる。基本的には都市部の鉄道など利用者の多い駅なら駅員のいる有人駅。ローカル線や山間部の小駅など利用者が少ないところは駅員のいない無人駅が多い。 【写真を見る】どんな人物?「簡易委託駅」導入のきっかけを生んだ、石破茂首相の父・石破二朗。松本清張の小説で有名になった木次線の亀嵩駅も簡易委託駅だ ところが利用者が少ないはずの小駅に降りてみると、駅舎の切符売場に「駅員」が鎮座していることがある。しかもその「駅員」は鉄道会社の制服を着用しておらず、カジュアルな私服で切符を売っていることが多い。 ■無人化回避へ「石破首相の父」の提案 このような駅は「簡易委託駅」と呼ばれている。正式には無