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HBe抗体陽性例の感染力 - NATROMのブログ

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前回のエントリーに関連して、今日はB型肝炎の感染力についての話をする。B型肝炎ウイルスマーカーはた... 前回のエントリーに関連して、今日はB型肝炎の感染力についての話をする。B型肝炎ウイルスマーカーはたくさんあってややこしい。私が学生のころに覚えた方法は、HBs抗原/抗体は「存在(Sonzai)」に関するマーカー、HBe抗原/抗体は「影響力（Eikyo）」に関するマーカーである、というもの。HBs抗原陽性かつHBe抗体陽性者には、B型肝炎ウイルスが「存在」はしても「影響力」は小さい（つまり感染力は弱い）わけである。感染力は弱いといってもHBe抗原陽性者と比較してであり、感染力がないわけではない。ていうか、HBe抗体陽性であっても、HIVやC型肝炎ウイルスよりも感染力は強い*1。この覚えかたもかなり大雑把で例外はいくらでもあるのだが、国家試験レベルではこれでOK。逆に言えば学生でもこれぐらいは知っているわけである。医師国家試験で、腎移植ドナーはHBs抗原陽性であったが、HBe抗原陰性・HBe

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cham_a2007/06/30

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