注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
1980年代に入ると、地上を走る都電も荒川線を残すのみとなり、地下鉄が担う役割はますます大きくなって... 1980年代に入ると、地上を走る都電も荒川線を残すのみとなり、地下鉄が担う役割はますます大きくなっていきます。 大幅に工事が遅れていた有楽町線、半蔵門線も完成に向かい、地下鉄のネットワークは密度が濃くなり、ますます利便性が高まりました。 半蔵門線の九段地区での環境悪化を理由にした住民の「一坪反対運動」は話し合いによる解決には至りませんでしたが、当時最新の泥水加圧式シールド工法を採用し、地上部へ影響を及ぼすことがないよう技術的にも努力しました。 延長1㎞のトンネル工事は7年10カ月を要して完成しました。 この工法は、1980(昭和55)年に有楽町線の氷川台付近で世界に先駆けて行われた大断面泥水式シールド工事が始まりです。大がかりな設備が必要ですが、切羽が無人のため安全面での問題が少なく、補助工法の必要がないため経済的にも優れ、さらに地上への影響も少ない画期的な工法で、以降の地下鉄建設に大きく
2024/03/13 リンク