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これまでの人生、「もしかして、O型?」とデート相手に聞かれることが多かった。とはいえ、その分析にさ... これまでの人生、「もしかして、O型?」とデート相手に聞かれることが多かった。とはいえ、その分析にさしたる理由はない。「絶対にA型には見えないし(几帳面には見えないという意味?)、かといってB型っぽくもないし……」という消去法だったりする。そこで、「へぇ……」と興味なさそうな生返事を返すと、ちょっぴり傷ついた顔をするのは、たいていA型男だったりする。 「占いなんて興味がない」と言いつつも、血液型占いだけは、わりと好意的な男が多いのはどうしてだろう? そこに“血液”という実態があるからか――? 女だって血液型占いに興味がないわけじゃない。占いで恋を決めたりはしないけれど、宇宙版天気予報としての西洋占星術や東洋の算命学などは、大自然や時の流れと結び付いていて、精神性が強いし、ひとつの学問であると思う。 それに比べて観れば、血液型占いは、やはりフィジカルな要素が強い。自分の体(細胞)の質(型)を表