「ガラスの天井」破るには？女性の政治参画に尽力、引退の立憲議員 | 毎日新聞

「ガラスの天井」破るには？女性の政治参画に尽力、引退の立憲議員 | 毎日新聞

衆議院議員を9期28年務め、今回の衆院選を機に政界を引退した中川正春氏＝東京都内で2024年10月31日午後...概要を表示 衆議院議員を9期28年務め、今回の衆院選を機に政界を引退した中川正春氏＝東京都内で2024年10月31日午後3時56分、御園生枝里撮影 日本で初めて女性の参政権を認めた改正衆院議員選挙法が公布されて17日で、79年となる。10月の衆院選では過去最多となる女性候補が当選したが、同じ月に国連の女性差別撤廃委員会が、女性議員を増やす措置を講じるよう日本政府に勧告したように、まだまだ「男女均等」にはほど遠い。 女性の政治参画に尽力し、衆院選を機に政界から引退した立憲民主党衆院議員だった中川正春さん（74）の目に、日本の現状はどう映るのだろうか。 ＜主な内容＞ ・和して同ぜず ・阻まれたクオータ制 ・反対するロジック ・奔走してくれた人 ・問われる本気度 今回の衆院選では、女性候補は過去最多の73人が当選。当選者に占める女性割合も15・7％にまで伸び、過去最高となった。 ただ、当選者に占める女性の割