クローズアップ：イスラエル・パレスチナ　戦闘あす半年　ガザ主戦論、依然多数　防衛大名誉教授・立山良司氏の話 | 毎日新聞

クローズアップ：イスラエル・パレスチナ　戦闘あす半年　ガザ主戦論、依然多数　防衛大名誉教授・立山良司氏の話 | 毎日新聞

日本、国連通じ復興支援を　防衛大名誉教授・立山良司氏 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するハマスが昨...概要を表示 日本、国連通じ復興支援を　防衛大名誉教授・立山良司氏 パレスチナ自治区ガザ地区を支配するハマスが昨年10月7日に越境攻撃した当初、欧米諸国はイスラエルに対する強い支持を表明していた。ところが、反撃によるガザでの破壊が続き、人道危機が深刻化した。イスラエルは人口密集地でビルを丸ごと吹き飛ばすような大型爆弾も多用している。住民に逃げ場はなく、援助物資が入らずに飢餓の恐れも出ている。ガザの惨状が国際世論を変えた。 イスラエルは越境攻撃のショックで反撃を始めたが、明確な戦略や戦争目的がないままガザへの攻撃を続けている。今、何をすべきなのかイスラエル自身が分からなくなっている。スローガンとして「ハマス壊滅」を掲げるが、半年たっても壊滅できていない。人質解放も重要な目標だが、それだけで国民が満足するとは思えない。