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『とある魔術の禁書目録』『灼眼のシャナ』『空ノ鐘の響く惑星で』あたりまでは、まだよかった。ライト... 『とある魔術の禁書目録』『灼眼のシャナ』『空ノ鐘の響く惑星で』あたりまでは、まだよかった。ライトノベル(と呼ばれている)レーベルにまるっきり無関係というわけじゃなかったからだ。新城カズマの『サマー/タイム/トラベラー』が挙がってきたあたりから、参考資料に関するぼくらの議論はどんどん脱線していった。 「桜庭一樹。『少女には向かない職業』」 「いったい全体それのどこがライトノベルなのよ、涼?」 「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。ただし……」 「却下!」涼以外の全員。 「じゃあ『砂糖菓子の弾丸は撃てない』でいいよ。これだけは譲れないからね」 「『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』だ」コージンの警告がとぶ。 「『犬はどこだ』、米澤穂信」今度はコージンの番だった。「もしくは『さよなら妖精』」 「ミステリ・フロンティアは駄目なんじゃないのかよ? そうだよね、卓人?」 涼はぼくにすがりつく。正確
2014/05/01 リンク