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この画像を大きなサイズで見る トマトに関する研究ではこれまで、茎の部分にある粘液のついた毛で昆虫を... この画像を大きなサイズで見る トマトに関する研究ではこれまで、茎の部分にある粘液のついた毛で昆虫を固定させ、身動きできず死んでいった昆虫の栄養分を根から吸い取っているという食虫植物的メカニズムを持っていることが発表されていたが(関連記事)、茎のみならず葉にも、虫を殺す為のメカニズムが存在していることが京都大学の研究により明らかとなった。 高林純示教授率いる京都大学生態学研究センターと山口大の研究チームは、虫に葉を食べられたトマトが放出する香りの成分の中に、虫にとって有害となる毒性物質が含まれており、それをあたり一面に放出させ、香りの届く範囲にいる虫を一網打尽に死亡させていることををつきとめた。 一般的に植物は、ガの幼虫などに葉を食べられると、さまざまな香り成分を発する。この香りを周辺にある同じ種類の植物がさらされると、自己防衛力を高めることが知られていたが、その詳しい仕組みは分かっていなか
2014/05/01 リンク