独首相がＱＥめぐり異例の発言、「経済改革に代わるべきでない」

独首相がＱＥめぐり異例の発言、「経済改革に代わるべきでない」

１月１９日、ドイツのメルケル首相は、欧州中央銀行のいかなる措置も、財政改革や競争力向上に向けた取...概要を表示 １月１９日、ドイツのメルケル首相は、欧州中央銀行のいかなる措置も、財政改革や競争力向上に向けた取り組みが後回しになるような事態につながるべきではないとの見解を示した。フランクフルト近郊のドイツ証取本部で講演する同首相（２０１４年　ロイター／Kai Pfaffenbach） ［エッシュボルン（ドイツ）／ベルリン／ロンドン　１９日　ロイター］ - ドイツのメルケル首相は１９日、欧州中央銀行（ＥＣＢ）によるいかなる措置も、財政改革や競争力向上に向けた取り組みが後回しになるような事態を招くべきではないとの見解を示した。 メルケル首相はドイツ証券取引所の本社で経済界関係者に対し、「ＥＣＢの代表者全員にお願いしたいことがひとつだけある」とし、「ＥＣＢのいかなる行動も、財政面、および競争面で必要な取り組みが二の次で良いという印象を結果的に与えるようなことがあってはならない」と言明した。

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