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最近、中国のことが何かと話題になっている。わたくしは極度の政治音痴であるので、そこで論じられてい... 最近、中国のことが何かと話題になっている。わたくしは極度の政治音痴であるので、そこで論じられていることの正否についての評価はまったくできないが、中国の人たちの政治についての見方というのは、西欧あるいは日本のものとはまったく異なっていると思っている。 大分以前に亡くなられた経済倫理学者を自称されていた竹内靖男氏の「世界名作の経済倫理学」(PHP新書1997)に「中国人の行動文法」という項があり「水滸伝」が取り上げられている。それによれば、中国を知るためには四書五経よりも「水滸伝」を読んだほうがいいといわれているのだそうである。 もちろん(と威張ることはないが)わたくしは馬鹿長い「水滸伝」は読んでいないので、以下、博覧強記な竹内氏の中国政治論を紹介してみたいと思う。原文で8ページほど。 さて「水滸伝」に登場する豪傑は、もともとはごろつき、遊び人、あるいは官僚の世界からはみ出したものなどで、エリ
2023/08/29 リンク