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ここに1枚の切符がある。今から約100年前に運行されていた欧亜国際連絡列車は、この切符で東京からベル... ここに1枚の切符がある。今から約100年前に運行されていた欧亜国際連絡列車は、この切符で東京からベルリンまでの渡航が可能であった。シベリア鉄道の発着地であるウラジオストクと敦賀を結ぶ鉄道連絡船の就航により、鉄道は海を越え欧州へとつながった。 なぜ敦賀駅に国際列車が発着していたのか?それは、長浜市・敦賀市・南越前町の明治時代の鉄道の歴史と密接な関係がある。 物語は、トンネルで日本海と琵琶湖を繋いだことから始まる。 明治17年(1884年)に長浜と敦賀が鉄道でつながって130年以上経つ。古来より日本海側の物資は、敦賀から陸路で琵琶湖を経て京都・大阪へ運ばれていたが、その道は峠を越えなければならず、800年も前の平清盛の時代から運河建設計画が浮かんでは消え、実現することはなかった。そんな積年の夢が動き出したのは、明治2年のこと。明治政府は、日本海と太平洋をつなぐプロジェクトとして、琵琶湖-敦賀間