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鬱ゲ鬱ゲーと一口に言うけれど、その内容主体が陰鬱なのか、それとも読んだ結果鬱陶しい気分になるのか... 鬱ゲ鬱ゲーと一口に言うけれど、その内容主体が陰鬱なのか、それとも読んだ結果鬱陶しい気分になるのかできっちり分けるべきだと思う――僕は前者を鬱ゲーと言うことに反対しないけれど後者をそう呼ぶのは大いに反対で、むしろ嫌がらせゲーの嫌ゲーとでも呼ぶことを提案したい。はっきり言って後味の悪いだけの話に僕は存在価値を認められないのである。なぜって『ハルヒ』著者の谷川氏も言っている通り、そんな話は現実を見回せばいくらでも転がっているのだ。リアルの側面を適当にピックアップして被害者を美少女に置き換えるだけでだいたいわかりやすい嫌ゲーが出来上がる。そんなのを喜んで読みたがる人がもしいるとすればよっぽど幸せなのか、あるいは想像力がどかんと欠如しているとしか思えない。難しいのは人を喜ばせるお話を作り出すこと、リアルをそっくりそのままなぞっても、良くてスティーブン・キングの日常風景なのである。現実がひどく無感動で
2006/09/16 リンク