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子どもの障害を受け止める過程というのは、人それぞれだと思いますが、夫婦で考え方が大きく違う場合は... 子どもの障害を受け止める過程というのは、人それぞれだと思いますが、夫婦で考え方が大きく違う場合は、少し時間が必要なようです。 主人は発達障害の娘が小学生になると、それまで気付かなかった「周りの子どもとの違い」を感じ始めました。 そして、娘を人並みにするために人並み以上の努力を強いたのでした。 「電気がつけっぱなしだ」 「ドアがきちんと閉まっていない」 「自分が出したものは自分で片付けなさい」 家の中で、娘はいつも父親の注意を受けていました。 私が娘の障害について「特性というものがあって、厳しくすれば本人も落ち込む」と説明しても、 「このままで困るのは本人だ。俺は本人が将来困らないように言っているんだ」 と、聞き入れようとしませんでした。