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国の支援も虚しく… JR四国はいままで本当によくがんばってきた。何を頑張ったかといえば「廃線なき経営... 国の支援も虚しく… JR四国はいままで本当によくがんばってきた。何を頑張ったかといえば「廃線なき経営再建」という姿勢だ。しかし数字は残酷だ。努力は結果に表れなかった。 3月31日、JR四国は2020年度の事業計画を公表した。鉄道事業について、営業収益は270億円に対し、営業費は399億円で129億円の赤字。その他付帯事業は3億円の黒字、営業外損益は6億円の黒字、経営安定化基金の運用収益73億円、経営安定化特別債権の利息が35億円。総じて経常利益は12億円の赤字となる。 ※出典「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会2」(以下、同) この数字に対して国土交通省は厳しかった。 同日、国土交通大臣名でJR四国社長に対し「JR四国の経営改善について」という文書を発出、経営改善に向けた取組を着実に実行するよう求めた。文書の冒頭で、JR四国の事業計画書への厳しい批判が示されている。 平たく
2020/09/15 リンク