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トマ・ピケティ著『21世紀の資本論』のよみかた(その1) 佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol050... トマ・ピケティ著『21世紀の資本論』のよみかた(その1) 佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol050 読書ノートより 世界的に大きな影響を与えているトマ・ピケティ『21世紀の資本』について、今後、この読書ノート欄を通じて、30回くらいコメントしたいと思っている。本書には「資本」というタイトルがついているためにマルクスの『資本論』と関連づけて読む人が多いが、そのような読み方をしても、混乱を招くだけだ。 マルクスが賃金を生産論で扱っているのに対して、ピケティは分配論で扱っているので議論が噛み合わない。例えば、下記の記述だ。 <限界生産性や、教育と技術の競争という理論の最も目につく不具合は、まずまちがいなく1980年以降の米国に見られる超高額労働所得の急増を説明できないことだ。この理論にしたがえば、この変化は技能重視の方向に技術が向かった結果として説明できるはずだ。米国の経済学者の中にはこ
2014/12/20 リンク