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大阪地検が窮地に立っている。昨年、地検特捜部が総力をあげた郵便不正事件の村木厚子厚生労働省元局長... 大阪地検が窮地に立っている。昨年、地検特捜部が総力をあげた郵便不正事件の村木厚子厚生労働省元局長の公判で、「無罪証言」が相次いでいるのだ。 2月8日、第5回公判に証人として出廷した元上司の塩田幸雄障害保険福祉部長は、捜査段階での供述を覆し、「村木課長(当時)に指示したことはない」と言明。 検察が描いた事件構図は、「壮大な虚構ではないかと思い始めている」とまで言った。 2月15日、第6回公判で証人となったのは、村木被告の元部下の村松義弘元係長だった。その村松氏も「指示を受けていた」という捜査段階の調書を否定、「村木被告は冤罪ではないかと思う」と言い切った。 「虚構」に「冤罪」である。証拠採用された「供述調書」は重要な意味を持つが、偽証罪に問われる公判での証言も重い。今後も「無罪証言」の続出が予想され、早くも「検察は公判維持できるのか」といった声があがっている。 事件を振り返ってみよう。 大阪
2010/02/18 リンク