自傷、自殺に関する情報が掲載されています。お悩みや困りごとがある場合には、公的な支援窓口への相談をおすすめします。情報を見る

「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか？」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」（ベンジャミン・クリッツァー） @gendai_biz

学びカテゴリーの変更を依頼記事元:

gendai.media

556 usersがブックマークコメント

166

「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか？」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」（ベンジャミン・クリッツァー） @gendai_biz

「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカの歴史学者ジェニファー・マイケル・... 「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカの歴史学者ジェニファー・マイケル・ヘクトが哲学の歴史の森に分け入り、思索し、著した『自殺の思想史――抗って生きるために』の邦訳が、このたび、みすず書房より刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の議論を紹介する。「自殺」の論じられにくさ「自殺」は重大な問題だ。大半の人は、家族や友人が自殺をしようと考えていることを知ったらそれを阻止しようと努力するだろうし、親密な相手が自殺を検討したことがあるという事実を知るだけでもショックを受けるだろう。自分自身が自殺を考えていた時期がある人は、その時分の記憶を苦々しさや不安と共に思い返すはずである。そして、実際に家族や友人に自殺してしまい、心に傷を抱えながら生きている人は多々いる。また、自殺は個人的にだけでなく社会的にも重大な問題と見なされている。自殺者が多い社会はそうで

ounce 相手の抱える問題の解決を抜きに自殺を否定するのは、相手に寄り添っていない。否定したいから否定しているだけ。救済の伴わない自殺否定とは、個人の欲望で他人を苦しみの籠に閉じこめる行為だ。

2022/10/13 リンク

skgctom 「今すぐ絶対に助けてあげる」という他者の救済が常に実現可能なら、自殺の否定なんて多くのケースでは容易い。問題はそのリソースが全然足りない事。「自殺は良くない」ってご立派なお題目だけならコストは実に安い

goldhead 寺山修司は『青少年のための自殺学入門』で「自殺のほとんどは実質他殺だ」みたいなこと書いてたと思うが（青少年のころ読んだのでしっかり覚えていない）、まあおれもそんなふうに思っている。他人、社会が殺す。

kotobuki_84 生きてる以上は死ぬわけで、個人的には「不老不死を追求してない時点で、自殺志願と変わらん」くらいの極論を思ってるし、「俺の思想をお前が体現しろ、そのために現世の地獄にお前が耐えろ」つってるだけよね。

asahiufo こんなにしんどいなら自殺した方がマシと考えるのは普通でしょう。痛いのは嫌、心の底では死にたくないという気持ちが強いストッパーになっているだけ。自殺を悪と定義したところで、当人からしたら「知らんがな」。

sainokami なんかイラつく。他人のためじゃなくて、自分のために生きるべき死ぬべき。自殺はその人の救いになる場合もあるんだから。早まるなっていうけども、何度も逡巡した結果なのだと思いたい。死ぬ自由はある。

nenesan0102 私が安楽死についての希望を書くとすぐに「じゃあ自殺すれば」みたいなコメントがつくんだけど自殺したいわけじゃないんだよね。/こないだTwitterでADHDの若い男性が自殺してたけど悲しみ…だけど気持ちわかる

zenbu_yokunaru 「残された人間への影響」「本来あるはずだった可能性への責任」、死後認識できない未来のことを引き合いに出しても全く無意味なのでは…。「生き続けるメリット＜自死によるデメリット」論点、反出生主義に近い思想

sotonohitokun 自分は他者が自己の生死を支配する事に基本反対。逆方向の戦時徴兵も反対。赤の他人が苦痛が無い自死を制限し、苦痛を強要するのか理解不能。俺は事故等で寝たきりや、末期癌をコカで過ごすなら安楽死したい。

marumarumaru1234 思うに、社会維持の観点から見たら、麻薬を禁止していることに近い理由になると思う／（悪人に利用された過程・結果を除く）自殺を認めないリベラリストって矛盾している気もするが

2022/11/05 リンク

mopx 自殺という選択肢しか無いという状況は社会的な悪だと思うが、生きるも死ぬも自分次第、は、人間の素晴らしい権利だと思う。

2022/10/16 リンク

paulownia 「未来の自分への責任」「共同体への責任」、共同体から見捨てられ、未来を奪われた氷河期世代が聞いたら鼻で笑っちゃうような陳腐で軽薄な議論

2022/10/15 リンク

team_overtake2 「破局視」を「認知の歪み」としている点だけは同意出来ない。例えば莫大な借金なんかは未来の苦しみを予約されているに等しく、決して歪んだ認知ではない。むしろ賢い人ほど容易に想像が付いてしまうだろう。

grocio 自殺するか・しないかという選択ができるのならば形而上学的な問題になるかもしれないけれど、現実のほとんどのケースでは自殺はもっと切迫したリアルな問題であると思う。普通、選択できる状況にないよ

FEMRIK なんの答えも無かった。まず、「誰が」自殺をしてはいけないと定めているのか？をはっきりさせないといけない。社会か組織か親か子か友人か神か。それを言わないで「いけない」前提で話をしだす奴が多すぎる

2022/10/14 リンク

raebchen 「死にたい」が「生きたい」の裏返しであるなら、「死にたい」と思わせる環境を改善する以外にない😢ただ、「自分の最後は自分で決めたい」という願いを「自殺」と一緒にしていいのか？とは思う😳

ADHD

a_ako これに関して私の出した答えは1つ、残された人を傷つけ一生消えない痛みや怒りを負わせるから。子が生まれ不倫され死にたい時にルートエンド読んで、絶対自殺できんと思った。でも答えは人によって違って良いのでは

teppay75 自殺を求めるのは否定できない。ただ思うのは「もし幸せだったら人は自殺を求めないのだろうか？」かな。そうであれば自殺の原因の多くは環境だろうし、改善の可能性がある。

zyzy これはそれこそ適者生存というか、自殺を肯定するミームはミームを維持するための人間が自殺してしまって残らないから、結果的に自殺を否定する文明が残るだけでは？

考え方

Domino-R この※欄がまさにそうだが、結局難しい問題になると原理論的、あるいは道徳的に考えるのではなく、単に功利主義に逃げ込む人が多い。モノを考えるとは本来そういうことではないのだが。。。

Shin-Fedor 生きてる苦痛に耐えられなくなれば思想関係なく誰でも死ぬとは思う。俺は燃え盛る高層ビルで煙に撒かれたら救助を待たず窓から飛び降りる。救助を待って数分生きる苦痛に耐えられない。否定・肯定できる判断力もない

eggplantte 自殺が必ずしもダメだとは思っていないが、特に若い頃の死にたい程の悩みのほとんどは後から思い返すと大した問題じゃないって事を知ってるからな。高齢で体が動かなくなったら安楽死したいけど。

NOV1975 マクロとミクロでよるべき価値観が違うところを宗教が救ってきてる（見方を変えると善意／悪意で騙している）と言うのは普遍的な考えだと思うけど、この人たちは何を「発見」したんだろうか。

SasakiTakahiro 『自殺の思想史』より。“哲学の領域には、生き続けるようわたしたちを励ます議論の系譜が二五〇〇年前から続いている”。本買った。

flatfive 死にそうな個体を実際的・精神的に助ける(生きる責任も与える)のは共同体で、そのためには共同体に所属し貢献している必要がある。ソレを国が一手に担うとしたら重税高福祉化か？上手く回るんだろうか。

Sediment 三大欲求の飢餓と忙しさと質の良い物語に没入している時だけ、死を忘れられる。それでも時々は休まないと仕事中毒になる。

cocoronia 鬱かPMSか何か発作の様に自殺したくなったことがあるんだけどあれは発作なので元気な時に何か言っても効果があるかは不明。ちょっとアクセル踏んじゃったり、すぐそこにあるからねぇ。考えるのは無駄では無いかも。

あとで読む

dimitrygorodok 自殺の罪悪視は寧ろ希死念慮強い人にとっては社会からの無理解を感じさせたり、必要以上に自責の念を強化するなどし、かえって背中押す事になりはしないか？扱う際の慎重さ、思慮深さが求められる問題だ。

PrivateIntMain 自殺は結果でしかない。そうなったのはそうするまで放っておいたからだ。放っておいた側からすれば罪を突き付けられるようなもので、気分はよくないだろう。でもみんなの罪だから、誰かが率先して動くこともしない。

unagiga 自ら選んだタイミングで安らかな終わりを迎える権利は選択肢の一つとしてあっていいと思う。死にたい程苦しむ人を全員助けられない以上、死の瞬間まで苦しく惨めな思いをさせないようにと前にも書いた

kylemranderson 大抵の場合は自殺以外の方法でも苦しみから逃れることはでき、かつそれらの選択肢は自殺してしまってから選択することができない、などの意味でもリスクが大きい

castle 「自殺は「伝染」する」「自由を放棄する自由は認められない（ミル）」「「自分が孤独であるという感覚」は人を自殺に導く主な要因だ（心理学者ジョイナー）」「破局視（未来は悪くなるに決まっていると思い込む）」

Midas 啓蒙思想は「わたしは神(要するにデタラメ)を信じる」が「わたしは(このわたしが死んだあとも)『共同体』が存続するのを信じる」に変わっただけ(単に『理性』を信じてるに過ぎない

はてなブックマーク

「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか？」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」（ベンジャミン・クリッツァー） @gendai_biz

記事へのコメント166件

関連記事