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『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅』は結局、5度目の再読。ちょっと間を置いたので、精読中。い... 『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅』は結局、5度目の再読。ちょっと間を置いたので、精読中。いくつかパズルが解けた。符牒的なパズルではないので、恣意性が若干残るが、その解でだいたいこの作品の不可解さのようなものは解けるように思えた。 ひとつだけ前回のパズルに似た部分をいうと、色と五人の関係は、"Order of the Eastern Star"のような五芒星の連想もありそう(なお、これは基本女性)。これは五行よりは弱いけれど。 というか、そういう連想を欧米翻訳の際に起きるような仕掛けというべきだろう。 この五芒星の場合は、色の対応は五行ほど明確ではないが、つくるが黄色と置くと、クロと緑が重なる。ここは恣意的なのだけど、シロが「直子」で、クロが「緑」という『ノルウェイの森』の洒落があるかもしれない。 パズル的には五芒星が護符ということで、これで悪魔封じなっていた。つくるの黄色が抜けるこ
2013/05/04 リンク