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「ジェンダー・フリー gender-free」という表現の出典を英語にもとめるにあたって、いろいろと疑義があ... 「ジェンダー・フリー gender-free」という表現の出典を英語にもとめるにあたって、いろいろと疑義があるという話は以前にちらりとネットで見て知っていた。今度ふと興味を持って、あらためて日本のネットをいろいろ検索してみると、疑義どころか、日本で作られた造語、「和製英語」という説がデフォルトになっていると知る。女性学学者によるこの語の使用の批判的検討から、およそ事実などにはとんちゃくしない狂信的差別固定主義者−−ポリティカリ・コレクトにはバックラッシャーと呼ぶらしい−−によるラベリングまでの幅広いスペクトルの中で、「ジェンダー・フリー」という表現は「和製英語」という形容で肩身の狭さを増しているようだ。 もちろん、gender-free という形容詞が、いくつかの限定的な場面で、(日本での造語によるものでない)英語の表現として英語圏の書き手によって一定の頻度で用いられているのは確かであり*
2006/01/22 リンク