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「いまさら羽田国際化というならば、うちの成田の発着枠をすべて羽田に変えてもらいたい」 これが成田か... 「いまさら羽田国際化というならば、うちの成田の発着枠をすべて羽田に変えてもらいたい」 これが成田から国際線を飛ばしている欧米大手航空会社の本音だ。10月末に行なわれた日米の航空当局間協議は、米国側の怒りを買い、もの別れに終わった。 米系大手らはかつて成田を国際空港として開港した際に羽田から拠点を移転させられたいきさつがあるだけに、「羽田国際化など何をいまさら」(米系航空会社幹部)。成田に機能を集約している欧米系にとって羽田に路線を張るのは、羽田にもベースを持つ日系勢とは事情が異なり、コストアップ要因となる。 加えて、欧米路線が羽田に就航できるのは深夜早朝時間帯に限るという条件での就航要請が、米国側の怒りを爆発させた。 時間帯制限は「国際線における羽田は成田の補完という位置づけ」とする方針を国土交通省が貫き、成田が閉じている時間にしか羽田の長距離国際線運航を認めないため。中途半端な羽田国際化
2008/11/21 リンク