注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
創業一族による特別背任と「小柴胡湯」の副作用というダブルパンチで首の皮一枚にまでに追い込まれたツ... 創業一族による特別背任と「小柴胡湯」の副作用というダブルパンチで首の皮一枚にまでに追い込まれたツムラを、何とか「復活」させた当時の社長、風間八左衛門氏が先月末に亡くなった。91歳だった。番頭として、風間氏とともに二人三脚で経営再建に当たった芳井順一氏は17年に69歳の若さで他界しており、地獄の窯の淵を実際に歩いた経験を持つ関係者は、これでほぼ鬼籍に入った。 2人が筋道を付けた路線を12年より引き継いでいるのが現社長の加藤照和氏だが、こちらも交代劇から今年で干支が一回りした。時が流れるのは実に早いものである。 そのツムラの足元の業績は、存亡の危機に遭ったことが俄かに信じられないくらいに好調だ。13年3月期に1056億円であった売上高は、24年3月期には1508億円へとおよそ5割伸長した。「新薬」というものが基本的に生まれてこない医療用漢方製剤事業に立脚する同社の収益構造を考えると、これは“加
2024/12/26 リンク