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→紀伊國屋書店で購入 「やっと出たか…」と、思わずため息がでてしまう。それほど役に立つし、楽しい内容... →紀伊國屋書店で購入 「やっと出たか…」と、思わずため息がでてしまう。それほど役に立つし、楽しい内容の本である。読んで楽しくて、しかも勉強になるという本は、クラシック音楽のジャンルでは圧倒的に少数派だ。書店の本棚を眺めると、役には立つものの、読んでいてそれほど興奮できない本、あるいは「へええ〜」と感心はするものの、いわゆる雑学の羅列でしかない本が氾濫しているように思えてならない。 私が長らく暮らしていたウィーンは「音楽の都」として有名だ。日常会話にはドイツ語が使われるウィーンでも、イタリアだけは別格である。ちょっと古い話になるが、映画「アマデウス」の主人公モーツァルトとともに大いに気を吐いていたのが宮廷楽長のサリエリだったことは、覚えておられるだろうか。サリエリはイタリア人だ。終生ドイツ語はあまり上手にしゃべれなかったらしい。その当時のウィーンの宮廷の公用語はイタリア語だった、と言えたほど
2007/01/07 リンク