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最初に、ホンダ、日産、三菱が抱えるパワーユニット技術を整理してみると以下のようになる。 ホンダ:e:... 最初に、ホンダ、日産、三菱が抱えるパワーユニット技術を整理してみると以下のようになる。 ホンダ:e:HEV、BEV、FCEV 日産:e-POWER、BEV 三菱:PHEV ここには当然いくつかの「重複」があるわけだが、問題はハイブリッド。日産のe-POWERとホンダのe:HEVは、システムがまるで違うとはいえ競合してしまうのだ。パワーユニットの共用化は会社統合の上でも重要事項だろうから、どちらかが開発凍結となることもあり得る。 となると旗色が悪いのはe-POWERだろう。 現行e-POWERは、2020年に登場した3代目ノートで第2世代に移行し、2022年にはセレナやエクストレイルへと展開されて現代にいたる。 しかしエンジンとタイヤが直結できないため高速燃費が伸びないという問題を依然抱えており、その改善(モーターの多段化や高効率エンジンの導入)については道半ばだからだ。