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『判断力批判』の一部で、カントは「天才論」というかたちで芸術作品の創造について論じている。それは... 『判断力批判』の一部で、カントは「天才論」というかたちで芸術作品の創造について論じている。それは『判断力批判』全体のプロジェクトの中では、決してメインのテーマではないのだが、それなりにおもしろい主題となっている。 判断力批判 作者:イマヌエル・カント作品社Amazon まず、カントが芸術作品の創造について、どのような問題を見出していたか説明しよう。 芸術の産物について意識されていなければならないのは、それが技術であって、自然ではないということがらである。とはいえ、それでも芸術の産物が有する形式における合目的性は、選択意志を拘束する規則によるいっさいの強制から、それがあたかもたんなる自然の産物であるかのように、自由なものと見えなければならない。 イマヌエル・カント『判断力批判』熊野純彦(訳)(2015)、作品社、p.277 カントは芸術作品の制作に、一種のパラドックスやジレンマを見出していた