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本連載では、紙を通じた情報流通からボーン・デジタルに移行し、その問題点や課題を含めていち早く体験... 本連載では、紙を通じた情報流通からボーン・デジタルに移行し、その問題点や課題を含めていち早く体験している学術情報の世界について紹介してきた。最終回となる今回は、いまだ変化し続ける学術情報分野の現状と未来、そこから見えてくるボーン・デジタルの本質について述べていきたい。 学術情報の「アーキテクチャ」 学術情報をめぐる状況は時々刻々と変化しており、その勢いは増すばかりである。情報技術の進歩がもたらす変化もさることながら、この分野のプレイヤーとなる公共セクターや民間企業の入れ替わりの激しさもまた特筆に値する。2009年末には、世界第2位の学術出版社であるシュプリンガー(ドイツ)がスウェーデン・シンガポールの投資会社連合に数千億円規模で買収され、大きなインパクトを与えた。 これまでの連載でも、さまざまな機関が提供するサービスを紹介してきたが、どの機関がどのような種類のサービスを提供しているのかがわ
2010/06/19 リンク