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1年2カ月前まで、俺は最低の弱者男性だった。 ネットで口を開けば悪口か愚痴の二択。 常に他者を見下し... 1年2カ月前まで、俺は最低の弱者男性だった。 ネットで口を開けば悪口か愚痴の二択。 常に他者を見下し女を罵った。そのくせ独り身であることを呪い、孤独を怖れていた。 ここで対立煽るようなことを書いては投稿し、ブクマを得ることによって悦に入り孤独を紛らわせる。 心の底では分かってた。そんなことによっては何も満たされないことを。 他に何も方法はないんだから仕方がない。今更動きようにも遅すぎた。 そうやって自己弁明を図り、悪意を外に向けることでしか自己表現できない最低の人間だった。 転機は友人が、東京から地元に戻ってきたことだった。 大学のころからの付き合いで当時は一緒に夜通しゲームしたりするのもざらだった。 卒業後は東京の会社に就職して、それでも連絡は絶えず関係は続いていた。 友人は社会人となった数年後に結婚して、子供も居ると聞いていた。 そんな彼から、ある日ふいにlineが届いた。 今度地元に
2025/10/06 リンク