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その疑問の答えは、季節によって空気の密度や酸素の量が変化することはない、ということだ。その根拠を... その疑問の答えは、季節によって空気の密度や酸素の量が変化することはない、ということだ。その根拠を挙げてみる。 あなたの指摘のとおり、理想気体の状態方程式に従って、温度により空気の密度が変化する。冬は密度が高く、夏は密度が低い。状態方程式PV=nRTに代入して計算すると、真冬のセ氏-30度の日と真夏の30度の日の空気の密度は1.25倍ほど異なる。光合成で要求される二酸化炭素の濃度(分圧という)も冬は2割増ということになる。しかしこの値は計算上の空気の特性に過ぎない。ついでに空気の密度は標高により変化する。高いところは空気が薄い。標高2500メートルの地点の気圧がほぼ地上の75%になるから、空気の密度が夏と冬で標高2500メートル分違うということになる。ところが天気予報を思い出してみると、冬と夏で気圧は25%も違わない。だいたい1013ヘクトパスカルで安定していて、±3%くらいしか変化しない。
2018/07/03 リンク