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マスコミがセンセーショナルに流す報道、それによってわたしたちが「常識」として受け入れてしまう「治... マスコミがセンセーショナルに流す報道、それによってわたしたちが「常識」として受け入れてしまう「治安悪化」の先に何が待ち構えているのか、それを書こうと思う。 こちらも龍谷大学の浜井浩一さんの論文を参考に下記に要約させていただく。 ** 日本の刑事政策の大きな特徴に、刑務所人口の安定があった。欧米諸国で過剰収容が問題となった20世紀後半、また大戦後においても、30年以上日本は過剰収容を経験していない。 犯罪率が多少上昇傾向にあった昭和末期から平成初期にかけても刑務所人口は減少しつづけている。ところが日本の刑務所人口は1993年を底とし2000年には初めて定員を超える。無論、過剰収容は「犯罪が増えたわけではない」。つまり、今迄犯罪として実刑ではなかった者が刑務所に入ってきているのだ。 刑務所の過剰収容の報道は、あたかも凶悪犯罪が増えたかのごとく文脈ではあるが、立件数が増えたのである。さらに世論に
2006/02/26 リンク