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きょう終わった日銀の金融政策決定会合では、予想どおり「現状維持」という方針が発表された。植田総裁... きょう終わった日銀の金融政策決定会合では、予想どおり「現状維持」という方針が発表された。植田総裁は記者会見で政策金利に言及したが、読売新聞で「マイナス金利の解除」とも受け取られる発言をしたことについては、既定方針は変わらないと述べた。 裁量的で不透明なインフレ目標 彼はいまだにインフレ目標2%にこだわっているようだが、そんな数字に意味はない。きょう発表された8月のコアCPI上昇率は3.1%と前月と変わらず、もう17ヶ月も2%を「持続的に安定的に上回っている」が、日銀は目標は未達とのスタンスを変えない。これではインフレ目標は、本来の非裁量的で透明な政策ターゲティングという役割を失ってしまった。 もともと金融政策でこういうターゲティングを提唱したのは、ミルトン・フリードマンのk%ルールが始まりである。彼は通貨供給を毎年一定の比率で機械的に増やすべきだと提言したが、失敗に終わった。通貨供給と物価
2023/09/22 リンク