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一、銀座創業だから生まれた食感、 「一度もにぎらない」おむすび 1999年 銀座三丁目で創業したおむす... 一、銀座創業だから生まれた食感、 「一度もにぎらない」おむすび 1999年 銀座三丁目で創業したおむすび銀座十石。おむすびのつくり方を教えてくれたのは寿司職人でした。銀座は築地市場にも隣接し、そのため寿司職人も多い。 そんな地の利をいかしたおむすびなのです。 寿司は、空気をふくんだ舎利が口のなかでほどける食感を良しとします。その影響をうけ、おむすびも3回前後の握り方がコツだともいわれています。 しかし、銀座十石のおむすびは、空気の含み方にもう一歩こだわりました。 「一度も握らず、海苔でそっと包むだけ」。 握らないおむすびは、独特な食感を実現しました。 二、仕入先まで徒歩7秒。 築地で仕入れて、築地で焼いて 銀座十石がお弁当を始めたのは、築地場外市場に仕込み場を設けたことが始まりでした。築地場外市場は、銀座の隣にありながら昭和30年代を彷彿とさせる佇まい。 魚の美味しさとともに、この町並みの
2021/07/08 リンク