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新生党代表幹事だった小沢一郎の主導の下で8つの政党が連立を組んで誕生した細川政権は1994年、小... 新生党代表幹事だった小沢一郎の主導の下で8つの政党が連立を組んで誕生した細川政権は1994年、小選挙区制と比例代表制を組み合わせる選挙制度改革案を可決した。日本の政治家(とアメリカの政治学者)は当時も今も、この新制度によってイギリス型の二大政党体制が生まれ、政治行政改革が進むと期待している。 別の言い方をすれば、日本の政治体制は、民主党に対抗する第二の政党の存在を必要としている。それが自民党でない場合には、似たような後継政党がその役割を担うだろうが、自民党は2大政党の一つとして生き残るだろうと目されている。党としての歴史があるうえに、制度インフラや金融を支配してきたおかげで、自民党はまだ誕生していない他政党と比べてはるかに優位な立場にある。 なのに、自民党は破滅への道を進んでいるようにみえる。参議院議員の松田岩夫は3月1日に離党届を提出。昨年夏の総選挙敗北以来、自民党を離党した参議院議員は
2010/03/03 リンク