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一気に水かさが増した濁流にのみ込まれる西舘地区=岩手県大船渡市末崎町の西舘地区で2011年3月1... 一気に水かさが増した濁流にのみ込まれる西舘地区=岩手県大船渡市末崎町の西舘地区で2011年3月11日午後3時15分ごろ、及川宗男さん撮影 東日本大震災の発生3分後、気象庁が実際より大幅に低い「岩手県で予想される津波の高さは3メートル」との大津波警報を出したため、「それなら防潮堤を越えない」と避難しなかった人が多数いたことが、被災者の証言で分かってきた。気象庁が当初、地震の規模をマグニチュード(M)7.9と推定したことが原因だが、3分間でM9.0という巨大地震の規模を把握することは不可能に近い。東海地震などでは1分後に津波到達が予想される地域もあり、専門家は「強く揺れた時や警報が発表された時は、とにかく逃げるしかない」と呼びかけている。 津波の情報は、地震の震源情報(緯度、経度、深さ)と規模を基に出す。気象庁は、津波の可能性がある日本近海の地震とそれによる津波の高さなどについて、あらかじめ約
2011/04/16 リンク