記者の目：中田・前市長に振り回された横浜市長選＝山衛守剛（横浜支局） - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

記者の目：中田・前市長に振り回された横浜市長選＝山衛守剛（横浜支局） - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇山衛守（やまえもり）剛 ◇「勝手な辞職」防止策、必要　議会審議で弁明、課せ 新人３人が争った横浜市...概要を表示 ◇山衛守（やまえもり）剛 ◇「勝手な辞職」防止策、必要　議会審議で弁明、課せ 新人３人が争った横浜市長選で初の女性市長が誕生したのは、歴史的な政権交代が実現した衆院選と同じ８月３０日だった。無所属で民主党推薦の元ダイエー会長、林文子氏（６３）。投票率は前回から倍増し、次点者との得票率差１・８％の大接戦だった。一見「盛り上がった市長選」だが、実情は約１カ月と短い準備期間で明確な争点もなく低調だった。市民が納得できる理由も示さず、７月末に突然辞職を表明した中田宏・前市長（４５）の「投げ出し」が原因だと思う。勝手な辞職を防ぐための仕組み作りが必要だと提言したい。 衆院選の民主圧勝が報じられていた３１日未明。林氏の選挙事務所で私は焦っていた。林氏当選と読んだ市長選が決着していなかったからだ。自民、公明両党が支援した元ＪＰモルガン証券副社長、中西健治氏（４５）の票が追いすがる。「これで負けたらどんな

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