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公開された可動型ホームドアの試作機。扉が戸袋ごと左右に動いて、乗降位置を調整する=千葉市の東大生... 公開された可動型ホームドアの試作機。扉が戸袋ごと左右に動いて、乗降位置を調整する=千葉市の東大生産技術研究所千葉実験所で2012年11月8日午後、三島健二撮影 神戸製鋼所と東京大学は8日、扉と戸袋が動くことで、あらゆる鉄道車両のドア位置に対応できる乗降位置可変型のホームドア「どこでも柵」の試作機を、千葉市の同大学生産技術研究所千葉実験所で公開した。09年度から共同研究・開発してきたシステムで、13年度の商品化を目指している。 視覚障害者などの駅ホームからの転落死亡事故の多発を受け、国土交通省は1日当たりの利用者が10万人以上の駅で優先的にホームドアの設置を進める方針を打ち出している。しかし首都圏の主要駅では、扉の数や位置、車両の長さが違う複数種類の車両が運行されているケースが多い。ホームドアの扉を収容する戸袋が固定される従来タイプでは対応できず、普及が進んでいないのが現実だった。 このため
2012/11/09 リンク