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10月に入り、レコード大賞の審議が本格化した。今年ほど「チャートに依存できない」という声が委員か... 10月に入り、レコード大賞の審議が本格化した。今年ほど「チャートに依存できない」という声が委員から飛び出す年はない。誰が見ても分かる通り、チャートは「AKB」「ジャニーズ」「Kポップ」の3グループに占拠されているのだ。「これが今の日本だ」という意見もあるが、「チャート=大衆」と断ずるのも早計である。 そこで、視野に現れてくるジャンルが、演歌・歌謡曲である。声の小さい「日本の」年齢層に浸透し、何年も歌い継がれる歌が、このジャンルにはあるからだ。 ■ ボサノバ歌手の若手犬塚彩子とベテラン小野リサが、そろって“歌謡ボサノバ”のアルバムを出した。犬塚が9月末「昭和を唄うボッサ」(SLOW)、小野は先月末「ジャポン」(ドリーミュージック)である。ともに、昭和歌謡がぎっしりと詰め込まれ、なんと「黄昏のビギン」「見上げてごらん夜の星を」の2曲が重なっている。これはただの偶然ではなかろう。年代の異なる洋楽
2011/11/05 リンク