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◇団員、小3~70代200人超 白衣姿の集団がそれぞれ台に乗せられたアライグマやイノシシ、アオウミ... ◇団員、小3~70代200人超 白衣姿の集団がそれぞれ台に乗せられたアライグマやイノシシ、アオウミガメを相手にメスをふるう。まるで動物相手の野戦病院のようだが動物はすべて生きていない。治療ではなく、解剖しているのだ。 彼らは「なにわホネホネ団」。大阪市立自然史博物館(東住吉区)を拠点に活動する標本作製サークルだ。博物館に収めるために、動物を毛皮や骨格などに分けて標本を作っている。 団員は小学3年生から70代まで幅広く、職業も会社員や学生、主婦などバラバラ。共通しているのは、みんな動物好きだということだ。03年の結成以来増え続け、現在では200人以上。7割近くが女性だという。月1回の活動日には博物館の実習室に集まって、それぞれのペースで作業を進める。扱う動物は野山で死んだ野生動物や殺処分された害獣など。時には動物園から連絡があり、「非常招集」がかかることもある。入団には特に制限はないが、タヌ