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前回は、日本のサービス業が「股裂き状態にある」という指摘で終わりました。品質向上と経費削減、両方... 前回は、日本のサービス業が「股裂き状態にある」という指摘で終わりました。品質向上と経費削減、両方のプレッシャーを同時に受けているということですね。 内藤:そうですね。スーパーの食品売り場をのぞいてみてください。一人暮らしの高齢者が食べ切れるように、2、3切れの刺身パックを置いているスーパーもあります。店側の手間は増えますが、消費者のニーズに応えるためには、そうせざるを得ない。手間が増えた分を価格に転嫁できればいいが、店舗間の価格競争は相変わらず激しいので、価格を上げるどころか、下げる圧力がかかっている。 ではどうするか。生産性を上げるほかないわけです。生産性は、付加価値を労働投入量で割った数値です。付加価値は品質です。労働投入量はコストです。ですから、品質を上げることと、経費を削減すること、この2つに一発で答えられるのが、生産性の向上なんですね。この点を指摘する人はあまりいませんが、サービ
2015/11/11 リンク