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自分の遺伝子情報を誰でも入手し、活用できる時代が来た。個人の体質に合わせた病気の診断や治療が可能... 自分の遺伝子情報を誰でも入手し、活用できる時代が来た。個人の体質に合わせた病気の診断や治療が可能になる。新産業創出の期待が高まるが、慎重な環境整備が必要だ。 妊婦の血液から、胎児のダウン症など複数の染色体異常の可能性を調べる新型の出生前診断が、近く国内で始まる見通しだ。この診断法が、個人のゲノム(全遺伝情報)を高速で調べる「次世代シーケンサー」と呼ぶ解析装置を使っていることは、あまり知られていない。 一般にダウン症では、通常2本ずつペアになる染色体が、21番染色体だけ3本になる。この診断法では、妊婦の血液を採取し、シーケンサーでDNA(デオキシリボ核酸)の断片を数える。大半が母親由来のものだが、ごく一部だけ胎児のDNAが含まれる。もし21番染色体のDNAが通常より多ければ、胎児がダウン症の可能性があるというわけだ。 もちろん、出生前診断には、できる限り慎重な運用が欠かせない。ただ、この事例
2013/02/26 リンク