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2015年1月、沖縄県久米島沖の深海底で“宝の山”が見つかった。水深は1400m。海底からにょきっと突き出し... 2015年1月、沖縄県久米島沖の深海底で“宝の山”が見つかった。水深は1400m。海底からにょきっと突き出した煙突のような地形の先端から、黒色の熱水が激しく噴き出していた。こうした煙突は、南北1500m、東西300mの範囲で無数に存在していた。 「大発見だ!」。その日、日本中の海洋研究者が歓喜に沸いた。 宝の山の正体は、「海底熱水鉱床」。深海底から噴出する金属成分が沈殿した大規模な地形で、いわば“海底の鉱山”。煙突のような突起は、金や銀、銅などの金属成分が固まったものだ。噴き出す熱水にも、金属が多く含まれている。 大規模な海底熱水鉱床には、数千億円分の鉱物資源が含まれるとされる。これまで日本の排他的経済水域(EEZ)で発見されたのは、沖縄県伊是名周辺の「Hakureiサイト」や同県伊平屋周辺の「野甫サイト」の2地域のみ。いずれも大規模だが、1月に見つかった鉱床もこれらに匹敵する。 宝の山を
2015/05/19 リンク