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年が明け、「宗教の暴力」が続いている。1月7日以降にフランス・パリで起きた連続テロは、イスラム教の... 年が明け、「宗教の暴力」が続いている。1月7日以降にフランス・パリで起きた連続テロは、イスラム教の預言者ムハンマドを風刺した新聞社への復讐が発端だった。さらに、過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件では、1人が殺害されたと伝えられ、今なお、こう着状態が続いている。 宗教と暴力――。一見、相反する関係に思える両者だが、その実密接に関係していることを、今われわれは改めて思い知らされている。 2001年9月11日の米国同時多発テロ、それを発端としたアフガニスタン侵攻、そしてイラク戦争へと発展していった戦乱の記憶が蘇る。「テロとの戦い」は、宗教戦争(=キリスト教とイスラム教の戦い)と位置づけられもした。 国家と宗教の争いは根深く、解決の難しい問題だ。いつの時代も世界各地で、両者はせめぎ合ってきた。 歴史は、「宗教の暴力」と「国家による宗教弾圧」の繰り返しであると言っても過言ではない。格差や貧
2015/01/29 リンク