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8月末にかけて米国がシリアを攻撃するとの懸念が強まり、日本株も含めて世界の金融・証券市場に動揺が広... 8月末にかけて米国がシリアを攻撃するとの懸念が強まり、日本株も含めて世界の金融・証券市場に動揺が広がりました。その後シリアが、保有する化学兵器を2014年半ばまでに廃棄するとのロシアの提案を受け入れたため、米国によるシリア攻撃の可能性は低下し、市場も表向きは落ち着きを取り戻しました。 しかしながら先行きに不透明感は残ったままです。今後も折に触れ市場を揺さぶりかねない、このシリア情勢について掘り下げて考えてみたいと思います。なおこのコラムでの私の見解は、あくまでも経済や金融市場などへの影響の観点から戦争や軍事行動に言及するものであって、それらの是非善悪を論じるものではないことをあらかじめお断りしておきます。 長期化するシリア内戦 まず、これまでの経緯を振り返ってみます。2010年12月にチュニジアで始まった反政府デモは瞬く間に北アフリカ・中東各国に広がり「アラブの春」と呼ばれるようになりまし
2013/09/25 リンク