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世界陰謀史事典 [著]ジョエル・レヴィ[掲載]2008年9月7日[評者]唐沢俊一(作家)■歴史の裏側のだましあ... 世界陰謀史事典 [著]ジョエル・レヴィ[掲載]2008年9月7日[評者]唐沢俊一(作家)■歴史の裏側のだましあいを検証 何か大きな国際事件が起きると、必ずそれがどこだかの陰謀である、と唱える本が出る。大半はまあ、トンデモ本と称される代物ではあるが。とはいえ、先日のグルジア紛争をロシアのプーチン前大統領は“アメリカの陰謀”との疑惑を語った。もはや陰謀論は本やネットの中だけのものではない。 実は人間は陰謀論が大好きなのだ。その論に乗っかることで、世の中の混沌(こんとん)の責任を誰かに押し付けることができて、単純化して理解できるからである。こういう大衆心理を利用したヒトラーは、ユダヤ陰謀論を唱えて、ドイツ国民の多くをナチズムに傾斜させた。陰謀論は人を思考停止状態に追い込むのである。 本書は、書名に“陰謀”をうたっていても、世の多くの陰謀論本とは一線を画す。世界歴史の中で実際に行われてきた陰謀を神